'11年2月度 南房総



文・写真/ホロッホー


FX-Rの修理が結局間に合わなかった。代車Ninja250で第三京浜へ。
今回は”初”参加の方が登場!バイクも新しい!んー、いぃーすねー♪ナビを安くゲットして自作のステーなどを使い、装備強化したCB1100だ。
新しい顔触れがあると、合流ポイントなど申し合わせる際のやり取りとかいつもと呼吸が違っていて面白い

面白いと言えば、自動車専用道路PAでの2輪用駐車スペースを示す看板に描いてあるバイクって色々あるんで「今回はどうだ?」と密かにいつも楽しみにしている。昔はCDみたいな車種ばかりだったような気がする。
東京湾を横断する定期便フェリーは、日本カーフェリーの「川崎<>木更津」と東京湾フェリーの「久里浜<>金谷」の2本がかつて存在した。アクアラインの開通で日本カーフェリーの方は廃業。残った東京湾フェリーは現在も就航を続け、50周年を迎えるそうだ。

東京湾岸を走る高速道路の延長がまだまだ進んでいなかった頃は、恐らく、かなりの乗船率で賑わっていたんじゃないだろうか。船内のやや色褪せた きらびやかさがその時代の熱気を陽炎のように物語っている気がしてならない。
交通機関はずいぶん速くなったが、人の呼吸速度は太古の昔からそう違わない。船旅はそんなことを思い出させてくれる。

船内売店で小腹満たし。

・・・・・・・×ファイルの女性捜査官ってカモメ顔だよな。あっちは「リー」でこっちは「レー」。

金谷(房総側)に着いたらカモメやトンビ(?)が何羽も群がってきた。ガストを見ると某氏の顔が浮かぶ。
彼が今日来ていたらやはり「ガスト行きましょうよ。ね?」とニコニコ言うんだろうか。
さて、昼食をどうしよう。アテが無いまま目的地である千倉へ進む。今日の目的地にしっかりと食事が摂れるメニューがあった自信が無かったので、たまたま目に付いた案内板の店へ向かった。

南房総と言えば「鯨」。献立を開くと「クジラの竜田揚げ」の文字が。
小学生時代の俺は給食の中で やたら気に入ってる献立だった。今にして思い返せば肉は硬いし そう美味しいものじゃない。しかし当時の俺は口一杯頬張ってご満悦だった。
出て来た竜田揚げは俺の知っている「クジラの竜田揚げ」と全然違っていた。

俺の知っている「それ」は真っ黒で白胡麻が何粒かまぶされ、そもそも肉が硬かった。それがどうだ、出て来たものは明るい色だし肉が柔らかいじゃないか。レシピの進化?調理法の地域差?
併せて注文したマグロのユッケのトロけ具合を堪能。あぁ、いい仕事したはる。むっはー♪

今日の目的地サンド・カフェに到着。

ここは二度目。前回は携帯を失くしたりと散々だった。
今回は何事も無く店のドアを開くことが出来た。ん??メニューを見たらカレーやピザとか食事があるやないか。ここへ直行しても食事出来たんじゃん。
まぁ、いいや。ここは喫茶休憩ポイントってことで。ケーキをつつきながらバイク談義に華が咲いた。

折り返しへ。来た道を引き返すより別ルートを辿ろうとする傾向が多分に漏れずうちにはある。
東京湾に向かって房総半島を北上方向へ突っ切るワインディングを使いたいところだが・・・・・数日前に南関東一円で積雪があったばかり。山間は避けた方が無難だろう。かと言って今から九十九里周りはキャノンボール過ぎる。
来た道を引き返し、袖ヶ浦からアクアラインへ。海ほたるで最終合流した。

いつも集合写真はどこか誇らしげな絵になって独特の雰囲気が出る。美味しいご飯を平らげた後の様な、試合を終えた後みたいな、たくさん語り明かした後の様な。
そんな心持ちをいつもの布団で噛み締めるため、兜の緒を締めなおす。

「それではまたいつの日か、気が向いた時にお会いしましょう。」