'11年9月度 船の科学館



文・写真/ホロッホー


晴れた。
とは言え、台風の影響で雨雲に囲まれている関東地方。東京を中心にしておよそ半径100km圏はまぁまぁ持ちそうだが、所によっては降られそうな気配でもある。
近場を巡ることにした。さ、どこか心当たりは?

「船の科学館が今月一杯で休館になるそうですよ。」

よーし、モノは ついでだ、羽田も寄ってみよう!

R246へ抜けて東京湾を目指す。
羽田到着。羽田空港ビルへバイクで訪れたことがなかったんで新鮮と言うか不思議な気分と言うか。
どこか停めて空港内見物でもしようと思ったが2輪が停められそうなとこが見付からない。下調べ無しで来たからなぁ。
※後日よくよく調べたら、なかなか使い易い2輪用駐車場が用意されていることが分かった。

諦めて羽田を脱出したらバラバラバラッと大粒の雨が!!ヒヤリとしたがロクに濡れることなく止んでくれた。



船の科学館敷地の突き当たりに置いてある漁船と館内に入ってすぐに展示してある競艇用ボート。

用途が全く異なるこの二艘の共通点は「木造」であること。

造船技術の腕(かいな)の広さを目の当たりにした思いだった。
館内には船舶が縮小模型で多数展示されていてそのどれもが作り込んである。

全長が2〜3mを超えるものがいくつもあり、タンカーは甲板上を走る無数のパイプラインが、大型客船は窓や船上構造物が、帆船や戦闘艦は張り渡されたロープなどが細かく再現されていて見応え充分

作りこまれた密度ある展示順路を進むと全長5mを超える巨大な姿が現れた。

戦艦大和の模型だ。大艦巨砲時代の象徴にして最高峰であるこの建造物は、轟音とともにその時代の終焉をも象徴する運命を辿った。

小学校の頃はこれのプラモデルをいくつも作ったなぁ。
風鈴みたいなものは戦艦大和の進水を記念して作られたもの

バッジみたいなもの3点は大和の兄弟艦である戦艦武蔵の進水と竣工を記念した品など。

↑東急ハンズじゃないですよっ。船体に使われる鋼板を紹介する展示コーナーです。
大型船舶のエンジンの性能表は、2輪4輪のものに慣れ親しんだ感覚だと冗談みたいな数値が並んでて面白い。
1,350回転ってうちのバイクのアイドリング回転数よりちょっと多いだけやーん・・・と思ったらそれを遥かに上回る(いや、下回るか?)120回転って!それで3,700馬力だとぅ????ガスタービン・エンジンに至っては1万5,000馬力ですってよ!

同館内展示してある潜水装備のマネキンみたいに笑うしかありません。ぎゃははは。

館の上層階には船の司令室を模した部屋が。

ここのレーダー・モニターはどうやらリアルに電波を出して計測結果をライブ表示している模様。
すぐ近くにある桟橋からは時代がかった帆船がちょうど出航するとこでした。遊覧ツアーですかね?
科学館本館の隣では南極観測船「宗谷」青函連絡船「羊蹄丸」が博物展示されている。「宗谷」の方は近く処分されるんだそうな。
「宗谷」では現役当時の船員の生活を再現してあったり南極の氷が展示されていたり。

海鳥の連中って空の上だけじゃなく水上でも隊列組むのな。

「羊蹄丸」は合成映像を楽しむ施設があったりで「宗谷」とは趣向が全く違っていた。元が客船だったからか、人がすれ違うには余りにも狭い通路ばかりだった「宗谷」と違って船内は広々としている。

で、「羊蹄丸」で大きな見所は↓だと俺は捉えました。必見っすよ。

物言わぬマネキン達が饒舌に語る物語をキャプション無しでどうぞ。

勝手にセリフ考えてみたりするともっと面白いです。


科学館に到着した時、バイクでの来場者は我々だけでした。展示をお腹一杯鑑賞した後に駐車場に戻ったら・・・

ドバッと増えとる!

「ところで昼食どうしよう?」
とっくにランチ時は過ぎてるのに科学館見学で夢中になり過ぎて昼食を食べ損なっていた。お台場のすぐ傍なんでそっちに行けば何かしら食べるとこあるっしょと気軽に出発。
お台場に入ると想像以上に2輪駐車環境が劣悪で愕然とした。
駐車禁止取締りとの綱渡り状態で路上駐車するか、それが嫌なら申し訳程度のキャパしかなく御座なり設置の駐輪場に自転車と押しくら饅頭同然で停めるしかない。
そんな環境は ずいぶん減ったと思っていたのにまさかこんな観光最先端の街で旧態依然な空気に見舞われるとは。
半ば呆れながらお台場を後にした。
行き先を決めず先導のアンテナ頼み状態で食事場所探しの途へ突入。
その先導は俺。(;^□^)わっはっはっはっはっはっはっはーーーー。
今日の俺はラーメン探知に偏重気味。肉汁ラーメンだとか俺にとって真新しい看板に吸引されそうになるのを何度もグッと堪えて通過。
「美味しい」「不味い」、はたまた「面白い」の下知識もないまま突入するのは単独行かロシアン・ルーレット的ラーメン探訪が主旨の集まりじゃないと。
「こう言う時って なかなか見付からないもんなんだよねぇ・・・・。」
空腹感が麻痺しかかった頃にファミレスが見えた。ちょーーーーーっと悔しいが今日出た「目」がこれってことだろ。
お腹を満たし談義に浴してる内に陽はずんずん傾く。集合写真はご飯だけじゃゃない「ごちそうさま」の1枚が撮れました。

それではまた、気が向いたその時にお会いしましょう。